4月14日の熊本地震発生から一か月半が経とうとしています。
わかちあいプロジェクトではスタッフが定期的に熊本へ足を運び、支援活動を行ってきました。今回はその様子をまとめて紹介します。

まずはわかちあいプロジェクトの支援の中心となっている健軍教会、教会への避難者の方々、「できたしこルーテル」のボランティア、みんなで協力して、泉ヶ丘小学校での炊き出しをしました。

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続いて八女市の炊き出しボランティアのグループと共同でお昼ごはんを提供しました。
八女市から豚汁、わかちあいプロジェクトはご飯とポテトサラダ、大きないちごを提供しました。
豪華なご飯ではありませんが、被災者の方々には、野菜がいっぱいの普通のご飯が食べたかったと、とても喜んでいただけました。

 

 

熊本支援事業の活動拠点、熊本県益城町の広安愛児園では、パートナーの「熊本地震 日本福音ルーテル教会九州教区対策本部」通称「できたしこルーテル」が設置した談話スペースのカフェ運営をサポートしています。談話スペースでは、コーヒーや紅茶、カルピスなどの飲料を提供していて、被災者の方々の憩いの場となっています。

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この写真、何かわかりますか?
わかちあいプロジェクトと熊本で頑張るスタッフに、くまモンストラップを、そしてこの地名産のプチトマトを、被災者の方が差し入れ下さったものです。このトマト、ほんとに美味しかったです!

この被災者の方は、毎朝カフェのコーヒーを楽しみにして来てくださっています。支援に行って、励まされて…わかちあいプロジェクトの「わかちあい」は一方通行でなく、色々なわかちあいがいくつも重なったものであると再確認しています。

避難所での生活が1カ月になり、お疲れもある中でのお気持ち、大感謝です。ありがとうございました。

 

エミナース避難所にて、柔道クラブの子どもたちにご協力いただき、炊き出しを実施しました。メニューは焼き魚。約200名の被災者に大好評でした。焼き魚の提案者は高校生だったそうです。

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益城町では、家を片付け、避難所から自宅に戻ろうとする被災者がふえています。しかし、この瓦礫や被災によるゴミを特別に設けられた集積所に持っていけない方々がいます。現在、この震災ゴミや瓦礫の収集・運搬の支援をするための準備をしています。トラックを借りて、安全靴や丈夫な手袋を購入しなければなりません。

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わかちあいプロジェクトでは、支援担当スタッフが熊本と東京を行き来してプロジェクトを実施するほか、現地で調整を行うスタッフを雇用して、様々な支援活動を行っています。今回、熊本で自らも被災しながらも、わかちあいプロジェクトの現地スタッフとして活動してくれている方をご紹介します。

 
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中央が現地スタッフの牧野さん。(左:熊本地震 日本福音ルーテル教会九州教区対策本部 部長の岩切牧師、右:わかちあいプロジェクト代表の松木)

 

初めまして。牧野孝と申します。今回、初めて大きな災害を身をもって経験し、自分に何かできることはないか、少しでも熊本の復興への力になりたいと思っていた所、今回のプロジェクトへ参加させて頂く事になりました。 何もわからず、不安も大きいですが、精一杯務めさせて頂きます。
 

 

今後も引き続き、熊本の方々のお力になれるよう、支援を続けてまいりますので、みなさまのご協力をどうぞよろしくおねがいいたします。

 
 

>>熊本地震緊急支援についての公式発表はこちらをご覧ください。

【募金受付先】
①銀行振込
三井住友銀行 錦糸町支店 普通 7468580
口座名義:一般社団法人 わかちあいプロジェクト
※領収書の発行が必要な場合は、別途事務局までご連絡ください。

②    郵便振替
00120-4-386390
口座名義:一般社団法人わかちあいプロジェクト募金
通信欄に「熊本地震支援」とお書きください

③    オンライン募金(クレジットカード決済)
わかちあいプロジェクトのオンラインショップ募金ページより受付しています。
URL: http://wakachiai.shop-pro.jp/

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