わかちあいプロジェクトが「ミャンマーカヤー州コーヒープロジェクト」で支援しているドービャク村から、新しいコーヒーが届きました。

ドービャク村での本格的な支援を開始してから3年が経ち、過去最高の500kgのコーヒー豆を収穫することができました。わかちあいプロジェクトのオンラインショップ『Fair Select(フェア・セレクト)』でも、カヤーリーコーヒーという商品名で販売を再開しました。

ドービャク村はミャンマーの地方都市であるロイコーから車で南に1時間ほど走った山岳地帯に位置しています。このドービャク村では、18人でコーヒー生産者組合を組織し、お互いに協力し合ってコーヒーの栽培を行っています。2015年から本格的な支援を始め、日本からコーヒー栽培の専門家を派遣するなどして、コーヒーの栽培技術を高めてきました。

 

〈育苗所〉

 

 

 

 

 

 

コーヒー栽培の専門家の指導のもとに作られたドービャク村の育苗所です。種から苗を育て、苗がある程度大きくなったら外の農園に植え替えます。周りはネットで覆われており、強い日差しや動物から苗を守ります。

 

〈収穫〉

 

 

 

 

 

 

12月~3月頃が収穫の時期です。人の背丈よりも大きく成長したコーヒーの木から、赤く熟したコーヒー豆だけを選び、ひとつひとつ手作業で収穫していきます、木にはアリがたくさんいて、アリに噛まれると痛くて大変です。


 

 

 

 

 

カゴの中はさくらんぼのような真っ赤なコーヒーの実でいっぱいになります。

 

〈脱穀〉

 

 

 

 

 

 

脱穀機に収穫したコーヒーの実を入れ、横にあるハンドルを回すと、コーヒーの実から中のコーヒー豆だけが取り出せるようになっています。この脱穀機はわかちあいプロジェクトが提供したものです。

 

〈乾燥〉

 

 

 

 

 

 

乾燥台の上でコーヒー豆を乾燥させます。今年は雨が多く、乾燥させるのに苦労しました。この乾燥台もコーヒー栽培の専門家の指導のもと、制作しました。

コーヒーの木は順調に成長しており、今後も収穫量はさらに増えていく見込みです。引き続き、応援よろしくお願いいたします。

 

★この村のコーヒー「Kaya Li Coffee」を現在販売しています。
詳細はオンラインショップをご覧ください。