WAKACHIAI PROJECT

シリア・イラク難民支援【終了】

支援期間:2013~2016
支援先: ヨルダンに避難する周辺国の難民
     (シリア難民、イラク難民、パレスチナ難民)
     ヨルダン・イルビド地区の貧困層など

 

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シリア内戦により増え続ける難民

2014年9月にヨルダンでシリア難民へ支援物資を配布しました

2014年9月にヨルダンでシリア難民へ支援物資を配布しました

2011年チュニジアに始まった「アラブの春」は、リビア、エジプトと拡大し、シリアでも反政府運動が始まり、現在の内戦状況に至っています。シリアでは既に11万人以上の死者が出、320万人以上が難民となり周辺国に逃れています。
そのうちヨルダンは現在約60万人の難民を受け入れ、70%以上の人は国境周辺の街で救援物資の配布を受けながら生活しています。
長期化する状況の中で、私たちも既にアンマンに事務所を置いて支援活動を行っているルーテル世界連盟(LWF)と協力して支援に取り組んでいます。2012年より現地視察を行い、まずは衛生面に係る物資支援プログラムを行うこととしました。

ヨルダン政府は、シリア難民に就労を認めていません。日々の生活はWFP(国連世界食糧計画)の食糧クーポンをはじめ、国連や国際NGOの支援に頼らざるをえません。さらに昨今、多くのシリア難民がキャンプの外で賃貸アパートを求めるため、家賃の高騰が激しく、2部屋の狭いアパートに15人で住む難民や、家賃が払えずアパートを引っ越してテント生 活を余儀なくされている難民も増えています。こうした劣悪な生活環境、衛生面がおろそかになっている現状を少しでも改善できるよう、ジャパン・プラットフォームの支援を得て、衛生キット配布事業を実施しました。支援したのはシリアとの国境近くの街イルビド県とマフラック県。現地のコミュニティーで暮らすシリア難民はもちろん、ヨルダン人の貧困層も少なくはありせん。

詳しい支援内容は2014年報告書をご覧ください。

 

IS(イスラム国)の迫害で国を追われるイラク難民

ISにより故郷を追われたイラク難民

ISにより故郷を追われたイラク難民

イスラム教スンニ派の過激組織イスラム国は、イラクとシリアで勢力を拡大し、キリスト教徒の町など多くの地域を制圧し、拉致・殺害を繰り返しています。
ヨルダンは、ISから国外退去を命じられてイラクから逃れてきたキリスト教徒などを受入れています。ヨルダンには2015年7月現在、約4万人のイラク難民が避難しています。
パートナー団体LWFに協力し、現地で必要とされている支援を届けています。

詳しい支援内容は2015年報告書をご覧ください。

 

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わかちあいプロジェクト TEL 03-3634-7809

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