前回の記事から、Divineのフェアトレード・チョコができるまでの様子をレポートしています
前回は、ガーナで大切に育てられたカカオ豆が
ドイツのチョコレート工場に向かうところまでお話ししましたね。
今回は、ドイツに着いたカカオ豆がチョコレートとして製品化されるまでの様子を綴ります
カカオ豆は仕分け・洗浄の後、
120度~149度の温度でローストされます
ロースト作業はカカオ豆がきれいに色付く大切な工程であるばかりか、
ドイツにやってくる前、ガーナで各カカオ農家での発酵作業で生まれた
チョコレートのフレーバーをより一層強める重要なステージでもあります
ロースト後、カカオ豆は粉砕され、殻からカカオニブが取り出されます。
そして、「エアー・トンネル」の風に当てて、
カカオニブに残った細かな殻を吹き飛ばします
カカオニブはその後、すりつぶされて
良質なカカオの粒子と濃厚なカカオバター(55%~60%)でできた「カカオマス」と呼ばれるカカオ脂肪分でできた茶色の濃い液体になります
カカオマスはココアバターが絞り出されるまで
シッカリとプレスされ、ココアパウダーとココアバターに分けられます。
ココアパウダーはチョコレートドリンクや
お菓子作りに使われますネ
● Divine ココアパウダー(125g)詳細ページへ
● Divine チョコレートドリンクパウダー(400g)詳細ページへ
次に、ココアバターとカカオマスは種々の割合で混ぜあわせ、ミルクチョコレートの場合は砂糖とミルクも加わります
混ぜる作業は数日間にわたって継続的に行われ、滑らかでシルキーな口どけのDivineチョコレートを作り出します。このプロセスは「コンチング」と呼ばれます
その後、テンパリングという過程へ。
機械はまだ動きを止めないまま、ゆっくりゆっくりと温度を下げていきます。
一連の作業でできあがるのが「クーベルチュール」。
ほぼすべてのチョコレート製品のベースとなります
ここからは、チョコレートの旅立ちの時
それぞれの商品に合わせ、姿・形を変え、また、原材料が加わります。
チョコレートバーなど、製品に合わせ様々な型に注ぎ込まれ、形が作られます。イースター用にはエッグ型になりますし、アイスクリームに使われるものもあります。ホワイトチョコレートにはココアパウダーが含まれず、カカオバターと砂糖で作られます。
そして、いよいよラッピング
Divineの人気の理由の1つは、この包装デザインですよね
その後、Divineの在庫倉庫へ運ばれたのち、
世界各国へ羽ばたきます
わかちあいプロジェクトはDivineチョコレートの日本の窓口としてDivine社と直接取引をし、輸入を行っています。Divineのおいしいフェアトレード・チョコが日本でさらに広まるように努めていきたいと思います